里中静流写真展

何年かぶりでひどい風邪をひいてしまい、
外出もままならなかった為、延ばし延ばしにしていた
里中静流写真展。
本日が最終日なので雨の中池袋パルコまで観に行って来ました。

この写真展は
映画「ただ、君を愛してる」の中で出てくるNYでの静流の
個展を再現したものです。

行ってみると、玉木宏目当ての女子達で込み合っていて
とても映画の余韻に浸るって雰囲気ではなかったのですが
観たかった静流のセルフポートレートのでっかい写真を
堪能してきました。

原作ではこの写真はヌード写真になっていて誠人への
メッセージがより強く浮き出る感じになっていましたが
今の宮崎あおいにそれを望むのは無理。
それが今の彼女の女優としての限界。
よくいう「脱ぐ必然性」ってのはあると思うんですけどね。
映画でのアレンジはそれはそれでいいと思います。

原作ついでにいうと、玉木宏は原作の誠人のイメージとは
全然違います。
原作の誠人はなにしろ大学1年生で女の子と手も繋いだことが
ないような人ですから。
つまり、玉木宏は格好良すぎるんです。
が、しかし彼の演技は大変好評です。
原作者もインタビューで同じようなことを言ってました。
いまやっているドラマでも彼は原作のイメージとは違う役を
やっているようですがこれもまた大変好評のようです。
イメージと違う役で評価を得るっていうのは役者として
力があるってことでしょうね。
どうりで人気があるわけだ。