亡国のイージス

2005年7月30日 映画
楽しみに待っていたので期待して観にいきました。

これはいいですよ。

『ローレライ』→『戦国自衛隊1549』と期待を裏切られ続けていただけにやっときたかって感じです。

本物のイージス艦を使っているのでリアリティがあるのはあたりまえかも。
それ以上に役者がよかったですね。
真田広之、中井貴一の熱演。
安藤政信の短髪姿も拝めます。
ちらっと映った真木蔵人も格好よかった。
吉田栄作も20代の頃とは違い、肩に力の入らない熱さをだせるようになっりました。
そして、後半ですごい技を披露する谷原章介。
ここだけはなんじゃそりゃって感じですが。。。

やっぱり。役者がいいと映画が締まります。

自衛隊の協力を得ているので逆に失ったものもありますが
(艦隊戦で撃墜シーンが描かれてなかったり、寺尾聡の役が館長ではなく副長なのはNGがでた為とのこと)
まあよしとしましょう。

演出も日本的でよかった。
ミッションコンプリート後の会議室の場面で、ハリウッド映画なら派手なガッツポーズでもして、お互いに握手を交わし、ハグなどして喜ぶところでしょうが、この映画では重い沈黙のまま終わります。
終わりよければすべて良しじゃないんですよ。日本人は。

ハリウッド映画にはハリウッド映画の、邦画には邦画の良さがある。

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